近江ちぢみ

近江ちぢみ とは

 「近江ちぢみ」は布全体に揃ったシボ(シワ)が表現され、見た目にも涼しげな印象をあたえます。麻ならではのヒンヤリとした冷涼感と、シャリシャリとした独特な感触とともに肌触りの柔らかさもあります。

 

「近江ちぢみ」は生地をもみほぐし、撚糸による作用でシボを定着させることで肌にべとつかず、汗を吸っても乾燥が早くさらさらの味わいです。

 

洋装・和装を問わず、風をはらませてゆっくり着こなすところに、夏のちぢみの心地よさがあります。


美しい「近江ちぢみ」の表情は同じようなシワが続くが、どこをとっても全く同じ表情のシワはありません。

「不連続の連続」という表面変化(表情)が、他の楊柳のものには無い「近江ちぢみ」最大の特徴です。

地域団体商標

 

「近江ちぢみ」は「近江の麻」とともに平成20年(20084月に湖東繊維工業協同組合と滋賀県麻織物工業協同組合の2つの組合を権利者として「地域団体商標」に登録されました。

 

右の図は「近江の麻」「近江ちぢみ」の共通シンボルマークです。